孤高の求道者サトルです。
以前の記事では日本のFX会社の実態についてお話ししましたがいかがだったでしょうか?
個人投資家が相場を張る上で非常に不利である状況はまだあるので今回はその続きをお話ししたいと思います。
以前の記事はこちらをご覧下さい
さらに個人投資家が不利な理由
これはプロトレーダー主催のセミナーで聞いた話ですが、投資銀行やヘッジファンド等の内部には個人投資家の動向を調査する諜報部が存在しているらしいです。
この諜報部ではインターネット上に存在する不特定多数に向けられたトレード手法、人気のあるメルマガ、掲示板、会員制サイト、情報商材等、個人投資家が何を思いどういう行動をするのかを監視、研究しているらしいです。
それはつまり有名なトレード手法程完全に情報が筒抜けしている・・
トレード手法ごとにどこで入ってロスカットはどこに設定しているかもバレバレでFX会社とグルになればロスカットは完全掌握された状態なのでストップ狩りのし放題ですね。
私も某証券会社の悪質なストップ狩りに遭遇し、本来有り得ない価格で無理やりロスカットさせられた経験があります。
他の証券会社では約定していない価格での約定という悪質極まりない行為は理不尽であり、不誠実でありますし、こちらも納得できない損失でした。
某証券会社の悪質な所業については後日別記事にしてシェアする予定です。
ロスカットを引いていない個人投資家はその後の急激なレート変動から来る精神的ストレスに悶え苦しみ、恐怖に駆られて狼狽売りしたり、資金不足による強制決済になってしまったり・・
そもそも投資という世界はお金の奪い合いをする仮想空間で行われる戦争そのものです。
こちらがどんな作戦でどんな武器を持って戦を仕掛けようとしているかが相手に漏れた状態で勝てると思いますか?
一昔前のアメリカの株式市場ではこんな逸話があったそうです。
アメリカのデイトレーダー達は自分達の事を「スターウォーズ」に例えていたと言います。
スターウォーズは有名なSF映画なのでそのストーリーは誰もが知っていると思います。
ルークスカイウォーカーやハンソロ達、正義の騎士ジェダイを擁する共和国軍の最大の敵はダースベイダー率いる悪の帝国ですがここで言う悪の帝国とはゴールドマンサックスやモルガンスタンレー等の大手投資銀行を筆頭とする大手証券会社や年金基金等の機関投資家の事です。
この悪の帝国に高速ネット回線と最新のトレーディングシステムで武装したデイトレーダー達が共和国軍となってネット上で情報交換しながら戦いを挑むというものでした。
ターゲットとなるのは年金基金や投資信託に組み込まれている銘柄だったそうです。
悪の帝国の運用ルールとして株価$1未満の銘柄は保有しないというのがあったそうですが共和国軍の誰かがこの情報を嗅ぎつけた事からこの戦は始ります。
共和国軍の戦略はこの情報を元に力を合わせて対象銘柄を売り叩き、終値で株価を$1未満にしてしまうというものだったようです。
こうなると翌日にファンドマネージャーはルールに従ってその銘柄を手仕舞いし、共和国軍は大儲け、悪の帝国は大損するという状態になったそうでこの時期の共和国軍に扮したデイトレーダーはたった一日で総資産を倍にしたという話がざらにあったそうです。
デイトレーダー達は口を揃えてなんてエキサイティングなゲームなんだ!と言っていたそうです。
多くのデイトレーダーを魅了したこのゲームの面白さは2つあり、1つ目は何と言っても100%確実に儲かるという事です。
対象銘柄の終値を$1未満にしてしまえば翌日には機関投資家が持つ膨大な量の持ち株が一斉に手仕舞い売りされるのだから100%暴落するのです。
自分の口座残高がみるみる膨れ上がっていく様を見ればさぞ笑いが止まらなかった事でしょう。
もう1つはネット上で情報交換しながら皆で力を合わせてトレード出来る事です。
たぶんこれがアメリカのデイトレーダー達を夢中にさせた一番の理由なんじゃないかと思います。
通常トレーダーは孤独なのです。
ポジションを持てばその後の値動きがどうなるのかわからず、目の前で資産が上下動する事もあって精神的に不安な状態になるからです。
しかし、このゲームに参加する事でネット上の仲間が皆自分と同じポジションを持っているんだという安心感が生まれるのです。
精神的なストレスが無くなって結果としてすごく儲かるんですからトレーダーにしてみればこんなに居心地の良い事はありませんね。
仲間と情報交換しながら力を合わせて対象銘柄を売り叩き、$1未満になるまで追い詰めていく・・
このゲームに参加するデイトレーダー各個人が各地でゲリラ戦を行って、悪の帝国内に巣くうモンスターを狩猟していく様はまるで「モンスターハンター」を代表とする狩りゲーム、今流行りのオンラインゲームそのものではないでしょうか?
当時はトレーダーにとって夢のような時間だったでしょうがこの狩りゲームも唐突に終わりを迎えます。
それは$1間近になると急に買い上がる機関投資家が出現したためです。
共和国軍の手の内が読まれていたのです!
このゲームの参加者、共和国軍の同志達は当然パニックに陥ります。
借金したり、全財産を賭けていたトレーダーも居たかもしれません・・
結果として悪の帝国の巨大な資金力の前に共和国軍は成す術なく壊滅させられたのです。
いかがでしょうか?
どんな素晴らしい戦略も世に出た時点でその効力を失ってしまうという教訓です。
この逸話のようにこちらの手の内を全て知られた状態でまともな勝負なんてできると思いますか?
今まで通用した手法がいきなり通用しなくなるなんていうのはもしかすると諜報部の仕業かもしれません・・
現在使える手法だって諜報部が関わる事で通用しなくなるかもしれません。
右に行っても左に行ってもトラップに引っかかってドンドンなけなしのお金をむしり取られてしまいます。
彼らも企業である以上利益を追求するのが目的なので勝つためなら何でもありなので卑怯も汚いもありません。
勝たなければ潰れてしまう以上、勝つ事(儲ける)が全てなのですから。
これがいわゆる生き残るという事です。
戦場で殺られていくら相手が卑怯だとか汚いとか言っても負け犬の遠吠えでしかありません。
戦場においてはどうやって相手の裏を欠くかを虎視眈々と狙っている物なので無防備な背中を晒しておいて後ろから撃たれた、刺されたと騒ぎたてた所で良い笑い物になってしまいます。
こんなトラップだらけの状態で個人投資家が勝つ事は出来るのか?
こんな理不尽な状態でも勝つ方法がたった1つだけあると私は思っております。
それは世界で自分しか知らないトレード手法で勝負する事です。
株式投資の格言にも同じ意味の言葉があります。
人の行く裏に道あり花の山
これこそが個人投資家に残されたこの理不尽な投資の世界で勝つ唯1つの方法だと思います。
このブログでずっと前から言っているようにトレード手法は自分で考えないと意味が無いんです。
その本当の理由がわかっていただけたでしょうか?
私が尊敬するジェイコム男ことBNF氏も自分のトレード手法の詳細に関しては口を閉ざしています。
彼を知る全ての投資家、関係者が知りたいであろうトレード手法は謎のベールに包まれたままです。
たぶんこんな手法だろうという物はネット上にいくつか情報がありますが、BNF氏自身の口からトレード手法を明かしていない以上そのどれもが憶測であり、本当かどうかはわからないと思います。
結局基本と正道に立ち返るしかないと思います。
何かを上手にやろうと思ったならばその何かをとことんまでやってみる。
例えばゲームで上手くなりたいと思ったらそのゲームをひたすらやってみる事から始めるはずです。
どこかで上手くいかなかったり、失敗したらどうして上手くいかなかったのかを考えてその原因の究明をすると思います。
トライ&エラーを繰り返して物事は上手になっていくものではないでしょうか?日常生活だけでなく仕事上でもこの理屈は同じはずです。
こうした積み重ねが大事なのにどういうわけかそれがスッポリ抜け落ちてしまっている・・・
インターネットの普及でいろいろな情報が瞬時に手に入る便利な世の中になりましたがその代わりに人間として大事な部分が退化してしまったように思います。
ネット上で手に入れた手法を過信してどういうわけか他人に自分の行く末まで委ねてしまっている・・・(悪い言い方をすれば金ズル要員として洗脳されてしまっている)
自分の事は自分で決める。
これは投資云々ではなく、もっと別次元の話で人としてどうかという事じゃないでしょうか?
これは何かの本で読んだ内容ですが自分で決定したことについては責任逃れはできないのですから、一生懸命に頑張るしかない。
一生懸命に自分で努力するということは多くのことを経験することであり、多くのことを経験することは人生を豊かにしてくれるものでもある。
経験の豊かな人は決断力があるので、決断力のあることがよりいっそう自分に対する自信を植え付けてくれるのだそうです。
世の個人投資家、とりわけ日本人は圧倒的に経験不足だと言います。
諸外国では子供の頃から投資教育というのがあるそうですが、日本人は幼少の頃から従順な従業員になるための勉強しかして来なかったため、投資に対する知識や実践という意味ではここで既に差が出てしまっています。
ちょっと失敗したらすぐ他の方法を探しにネットサーフィンを始めます。
何か良い情報はないか?何か儲かる話はないか、誰か儲けさせてくれる人はいないかとこればかりに夢中になります。
しかし今回の諜報部の話でいかに無駄な事かがわかったんじゃないでしょうか?
これが私が外堀が埋められていると言っている理由です。
投資で儲けるための答えはインターネット上にはまず存在しないのです。
ネットサーフィンで他人の動向をチェックしている時間があるなら自分でルールを作り、自分でトレード方法を考え、愚直に実戦を繰り返して経験を積む。
この地道な努力がいつか実を結び、トータルでプラスという結果として表れるようになる。
それが自分(自己トレード方法)に対しての自信となるはずです。
そうなればもはやネットサーフィン等して他人の情報に頼る事は無くなると思います。
一人前の自立したトレーダーとして今後もずっと相場から収益を挙げ続けて行く事でしょう。
BNF氏もある雑誌でこういっていました。
どれだけ株の本を読んでも相場はうまくならない。無駄です。
水泳の本を読んで泳げるようになりますか?大事なのはセンスと実戦です。
しかし、投資の道はとても険しく厳しい道のりです。
数多くの失敗をしなければなりません。
手持ちの資金が全て吹き飛んで0になる事は何回もあります。
その度に凹みますし、自分は投資に向いていないんじゃないかなぁと弱気になります。
常に失敗の連続なので精神的にタフでなければやってられません。
いつ効果が表れるかもわからない地道で泥臭い作業を毎日毎日繰り返し積み重ねていかなければならないのです。
トレード中は不安と葛藤、自己矛盾を抱えて戦々恐々とした日々を過ごさなければなりませんし、ポジションを持ったままオーバーナイトしようもんなら極度の緊張感や精神的ストレスのせいか大損する悪夢を見る事だってあります。
ロスカットを設定していてもシステムトラブルなんかで損切りされていなくてまだポジションが生きているせいで大損する様を見て気が動転してしまう事もあります。
大損したポジションを持ったままの状態では顔面蒼白、喉はカラカラに乾いて食欲も無くなり、どこかフワフワしていて現実感が無くなったりしますし、レートが気になって気になって仕方なくなります。
常にレートチェックが習慣になってしまって、他の事をやっていてもどこか上の空で身が入らない状態になります。
精神的ストレスからか下痢になったり、偏頭痛に苛まされる事だってあります。
人によっては怒りっぽくなったり、攻撃的になったりして周りの人間に不快な思いをさせたり、危害を加える事も少なくないでしょう。
大損した直後なんかは他に何もやる気が起きなくなって、時には何もかもどうでもよくなってしまう事もあります。
ダメージの受け方によっては生きてる事が嫌になって死にたくもなります。
人によっては放心状態になって何もする気が起きなくなるかもしれません。
大損した事が悔しくて取り返そうとして玉砕し、さらに傷口を広げる人だっているでしょう。
非常に辛いです。しんどいです。何回も壁にぶちあたります。
資金的にも精神的にも辛いし、きついです。ホントに苦しくてたまらないです。
トレードを続けていればこういう気分を何度も味わう事になります。
こんな苦行の毎日なんだから全て投げ出してトンズラしたくなりますよ。
でもこの道を通るしか個人投資家が勝つ方法は無いんだと思います。
毎回のようにトレードに対するマイナスイメージの文章を羅列してしまって大変申し訳ないのですが、でもこれが真実なんです。
トレードをやっている限りこの現実からは逃れられません。
どこに行って誰にトレードを教わろうが最終的にはここに回帰する事になります。
トレードを教える側はトレード手法やアドバイス、大損しているポジションをどうしたら良いかと言った相談事くらいには乗ってくれるかもしれないですがいちいちあなたのポジション管理まではやってくれません。
私は以前、ある掲示板に書き込みを行っていた時期がありますが、結局みんなトレードで被る精神的な苦痛や重圧から逃げたいだけなんだなと思いました。
「絶対に儲かりますか?」このコメントなんてその最たるものでしょう。
次点で「本当に大丈夫ですか?」というのもあると思います。
ある投資案件に乗ったはいいもののなかなか結果が出なかったりすると不安になって掲示板等で他者がどう思っているか意見を求めるなんてのはよく見る光景です。
最近ではLINE@やX(旧Twitter)とかでしょうか?
そんなに不安だったら投資自体を辞めるべきです。
こういう経験のある人は「何のために投資活動をしているのか?」についてもう一度よく考えるべきです。
だいたいの人は将来の金銭的な不安があるからといって投資の世界に入ってくるのですが将来の不安を取り除くための投資活動が現時点で不安になっていては本末転倒です。
将来の金銭的な不安を解消するために投資活動をするという短絡的な答えを出すのではなく、なぜ不安に思うのか?投資以外の選択肢はないのか?等もっとよく考えるべきです。
でも投資してすぐ不安になる人はたぶん投資自体に向いていないタイプの人でしょう。
私は簡単!儲かる!なんて綺麗事は言いません。
大損する前に辞めた方が良いと言います。
精神的な苦痛を味わい続けるというまるで生き地獄のような日々を過ごした挙句に大切なお金まで無くしてしまうのであれば何のために投資活動しているのかわからなくなりますし、この拷問のような期間は何だったのかと非常に理不尽に思います。
だったら自分のため、家族のため、大切な人のために使った方が有意義だと思うからこそ忠告させていただいてます。
トレードに真剣に向き合う気が無いとか、誰かの外馬に乗って楽して儲けてやろうと思っているなら大怪我する前に辞めた方が良いです。
こうしたマインドのまま投資の世界に居るといつか足元をすくわれる日がやってきます。
投資はハイリスクハイリターンなんてマスコミで言われていますが真っ赤なウソです。
知識も何も無く無知なまま挑めば投資はハイリスクマイナスリターンです。
世界中のFXをやっている個人投資家で年間収支がプラスの兵はどれくらいの割合かプロトレーダーから聞いた事がありますがその数字は絶望的なものでした。
この絶望的な数字を知ってか知らずか当局は当然のことマスコミも公表しようとしません。
それどころか明らかに嘘の数字を提示してFXは簡単に儲かる的な宣伝をしているんですから知っててやってたら詐欺ですよね。
この数字を知っていたら誰がわざわざ負ける勝負をするというのでしょうか?
これだったらまだギャンブルの方がマシというかもう少し良い数字になりそうな気もしますが負けるとわかっていて大金を注ぎ込む奇特な人がいるならぜひ見てみたいと思います。



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