孤高の求道者サトルです。
今回は個人投資家は相場を張る上で非常に不利であるという事についてお話したいと思います。
個人投資家が不利な理由
始めに言っておきますが個人投資家が置かれている状況というのは八方塞で理不尽な程不利です。
まさに完全包囲網が敷かれていると言っても良いかもしれません。
今や外堀は完全に埋められてしまっており、内側からも損する行動を強いられている・・・
こんな状態で個人投資家は勝つことは出来るのか?
それは統計によく表れているので今さら言う必要はないでしょう。
インターネットが普及した今の世の中では個人投資家の行動は完全に丸裸になっており、右に行っても左に行ってもトラップに引っかかってドンドンなけなしのお金をむしり取られてしまいます。
これからお話しする内容はその数々のトラップについてです。
この話を聞いて投資業界に対する見方が変わるかもしれません。
卑怯だとか汚いとか思うかもしれません。
しかし勝負に勝つとはこういう事で生死に関わる真剣勝負では汚いも卑怯も無いと理解出来る事でしょう。
投資で勝つとか利益を出してずっと生き残っていくという事はこういう側面も含んでおりますので非常に厳しい世界だと認識出来ると思います。
では最初のトラップについてお話ししましょう。
FX取引をする際にお世話になるFX会社ですが日本のFX会社があまりにも理不尽であり、詐欺紛いの行為が横行しているという事実があります。
その理由の1つ目ですがほとんどのFX会社がinterbankと連動していません。
為替が多く取引されているのはinterbankという市場です。
ここでは世界中の大手金融会社がシステムを連動させ、毎日数百兆円という規模の取引を成立させています。
しかし、日本の多くのFX会社のシステムがこのinterbankには連動していないのです。
ドル円で言えばinterbank市場ではスプレッド差が数銭であるのに対して日本のFX会社はほとんどが1銭程度です。
中にはスプレッド差無しなんて豪語する怪しげな会社すらあります。
為替が取引されている市場と違うレートで取引されるなんて常識で考えておかしいじゃないですか?
それによってどういうことが起こるのか? といいますと実際の市場の為替の動きと比べてコンマ数秒単位の遅れが生じるのです。
これがいわゆるスリッページというやつです。
スリッページによってどんな弊害が発生するのか?と言いますとトレーダーの皆さんはその分の遅延リスクも背負わないといけないという事なのです。
これは良い取引ができないということでもあります。
実際の為替の動きと比べて遅れた取引をさせられているのです。
youtube上に参考動画がありましたのでこちらをご覧ください。
FX会社は自らが損をすることをしません。
ここで発生するリスクは当然のことながら顧客に押しつけますし、この事は口座開設時に了承させられているで文句を言っても無駄です。(そもそもこちらが不利な事でも全て了承しないと口座開設出来ない・・・)
頭の切れるトレーダーはこの価格差を狙ったアービトラージ取引をするらしいですがFX会社に見つかってしまうと、取引停止や口座凍結になってしまうのだそうです。
詐欺紛いの行為の2つ目は取引手数料の罠です。
世界中で取引されている為替には、一定の手数料が当然のことながらかかります。
この手数料よりも低い手数料を提示するようなFX会社が日本には多数ある・・というかほとんどが無料を提示しています。
他の金融商品では必ず手数料を取るのにFXに限って無料って変じゃないですか?そこにはどんな罠が隠されているのか?
interbankで取引されている価格に比べ、それらのFX会社での売買値は一定の金額を上乗せしているのです。
そこで運用するトレーダーは、まともなFX会社と比べて損な取引をさせられているのです。
取引手数料は一見すると安くても、その分しっかり手数料をふんだくられているのです。
あなたも見覚えがありませんか?自分が刺した価格より不利な条件で約定している所を・・・
これでは意味がありません。
手数料の安さだけで運用先を選ぶということは非常に高いリスクが潜んでいるという事になります。
詐欺紛いの行為の3つ目はロスカットの罠です。
健全なトレーダーであればポジションを取ると同時にロスカットを設定している事と思いますがロスカットになる瞬間に一時的に大きくレートが動く瞬間を目にした事はありませんか?
そして自分が設定したロスカット値よりも明らかに不利な値で約定されてしまっている・・
実はここにはとんでもない詐欺行為が働いているのです。
FX会社側からはどの顧客が何処のラインでロスカットを設定しているか丸見えなのです。
こうした事は運用システム上で全て確認をすることができます。
システムの中で実際のinterbankの為替の動きとは別に多くの顧客がロスカットに設定している価格までわざと落としてしまうことが可能なのです。
この行為をされる事によってそのポジションはロスカットになってしまいます。
本来損をしなくてもいい損をさせられていることが実はあるのです。
酷い話です・・・
日本のFX会社全部がそうだという事ではありませんし、正々堂々と運用してくれている会社もありますので自分が選択する会社は慎重に選んで頂きたいと思います。
詐欺紛いの行為の4つ目はFX会社のノミ行為です。
FX会社が自ら顧客の売買を受けてノミ行為をしているという事実があります。
本来ならinterbank市場に注文を出すのですが、市場に注文を出さずに顧客間の取引にぶつけてしまうのです。
結果としてFX会社はinterbank市場に注文を出す際にかかる手数料を丸儲けするという寸法です。
顧客のポジションを強制ロスカットの荒業と合わせて行えば行って来いで手数料をふんだくれますね。
しかも、interbank市場に注文を出していないので顧客の損はFX会社の儲けとなりますのでノミ行為を行う事でFX会社はボロ儲けする事ができるというわけです。
このような行為を行っている会社自体に信用がおけますか?
個人投資家は物凄く不利な条件での取引を強いられているのかもしれません。
我々の預かり知らない所、システムの裏側ではどんな不正行為が行われているかわかったものではありません。
特定のFX会社を釣るし挙げる事が目的ではありませんので具体的な会社名は記述しませんが本当にFX会社は慎重に選んで頂きたいと思います。
仮にもあなたが苦労して稼いだ大切なお金を預ける場所なんですから、紳士的な所にお願いしたいですね。
間違っても羊の皮を被った詐欺師や強盗に預けてはいけません。
取引手数料にしろノミ行為にしろ少額の資金ではFX会社は微々たる収入でしょうがまとまった金額となれば話は別です。
顧客に大勝負をさせるにはどうしたら良いか?
どうしたら顧客が頻繁に大きな取引してくれるか?
そこで出てくるのがマスコミでしょう。
出版社と結託して簡単!誰でも儲かる!短期売買で●億稼いだ●●投資法!
大衆の目に付くように大々的に宣伝していかにも簡単に短期間で儲かるような幻想を視聴者に与えれば良いのです。
いろいろなFX関連の広告や書店で陳列されている出版物を見ていると夢を膨らませて欲をかきたたせて大勝負をさせるのが目的なんじゃないかとさえ思ってしまいます。
投資というのは一種のギャンブル性があるので一度でも手を出すと金の魔力のせいかギャンブル依存症者と同じようになってしまいます。
そうなってしまうと勝つまで辞められない競馬やパチンコのギャンブル依存症者と同様、破産するその時まで出版社、FX会社の良いお客さん(カモ)になってしまいます。
出版社、FX会社はカモが居る限り食いっぱぐれる事はありませんし、毎年新しいカモが欲丸出しで投資の世界に入ってくるので安泰ですね。
最近では情報商材も猛威をふるっており、不況も後押ししているので今後も簡単!誰でも儲かる!という話に飛びつくカモはますます増えて多くの人がなけなしのお金をむしり取られてしまうのではないかと思います。
簡単!痩せる!を売り文句にしているダイエット業界と同じでこうした、いかに人間の心理を刺激して金を落とさせるか?についてはさすがはプロと感心してしまいます。
それにしてもこれではゴールドラッシュの話そのものではないですか!?
業界のトラップに引っかからない本質を見抜ける賢いトレーダーが一人でも多く誕生する事を願っております。



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