一攫千金は危険な思想

孤高の求道者サトルです。

これは私がプロトレーダー主催の高額なトレードセミナーに参加した時に聞いた話で、個人投資家必見の内容だと思ったので当時のノートを見返しながら記事にしました。

大きなリスクを取る事で感情的なトレードになってしまうからこそプロトレーダー達は厳格なトレードルールに基づいて計画的なトレードをしているわけですが今回はもう一つの肝であるレバレッジを利かせる事の危険性についてお話したいと思います。

人間の感情はトレードにとって悪影響しか及ぼさないという内容の記事をしました。

人間である以上どうしても感情を切り離す事は出来ません。

レバレッジを利かせる事の危険性

まずレバレッジを利かせれば短期間でガッツリ儲ける事は可能です。

しかし、この短期間でガッツリ儲ける事が出来た瞬間から自分の身に不幸が訪れてしまいます。

巷に溢れている投資理論を観察してみるとほとんどがこのタイプですから数年で数億円を稼ぐ人が出てきても不思議な事ではありませんが残念ながらこの手の人はすぐに市場から消える運命にあります。

なぜならその投資理論が嵌らない場合には全く逆の結果となってしまうからです。

月利100%を謳う投資理論であれば-100%になるという事でつまり一か月で資金が2倍に増える可能性があるけど一か月で資金が0になる可能性もあるという事です。

これはルーレットの赤と黒のどちらに賭けるか?を例にするとわかりやすいでしょうか?ずっと自分が賭けた色が出続けて勝ち続けてきたとしましょう。

始めはコイン1枚から始めたとしたら勝つごとに2倍に増えて行くわけですから回数をこなすごとにコインは見る見る増えて行きますがたった1回負けただけでこれまで増えたコインは無くなってしまいます。

つまり数年かけて数億円に増えたお金はたった1回の負けで全て無くなってしまうという事です。

実際にそんな人が何人か新聞の紙面を賑わせていましたね。

私の記憶に残っているのは世田谷の4億円脱税主婦です。

この主婦、今では書籍を出したり、セミナーを開催したりしているそうですがこういう人こそ「カリスマ投資家」だとプロトレーダーは言っていました。

ここでのカリスマ投資家とはいわゆる一発屋の事です。

この主婦は最初の年は350万円からスタートして利益は260万円、2003年は3320万円の利益、2004年は1億4170万円の利益、2005年は5億3240万円の利益と物凄い利益の出し方をしていますが2006年の世界同時株安、2007年は上海ショックやサブプライムショックの暴落などで儲けていたお金を1億円残して全て失ったそうです。

そんな時に税務調査が入ってしまい、税金を含めると4億円のマイナスという結果となり、結局破産する事になったらしいです。

本当に実力があるのなら2006年も2007年も世界でも破産者が続出したリーマンショックがあった2008年だろうと変わらず利益を出し続けているはずです。

私が尊敬する個人投資家のジェイコム男ことBNF氏はこの間も変わらず利益を出し続けていました。

多くの人は稼いだ利益の金額だけに注目してしまいますが本当に焦点を当てるべき大切な事は「儲け方」です。

正直、私だってこの主婦のようにガッツリ稼ぎたいです。

しかし、ギャンブルトレードの末路がどういうものか自分でも過去に十分過ぎる程体験しました。

だからこそこの主婦の書籍やセミナーの内容はそんな物は幻想だと見向きもしませんでしたし、プロトレーダーからこの話を聞いてギャンブルトレードは破滅への近道だと確信しました。

そしてプロトレーダーはこうも私に言いました。

「あなたがトレードに求めている物は何ですか?」と。

もう一度自分がトレードしている理由を考えて見ましょう。

宝くじを買うかのごとく一発当てて一瞬で巨万の富を得るためですか?継続的に相場から収益を得られるようになって将来は金銭的な不安から解放されるためですか?

もし後者だとしたら継続的に相場から収益を上げるためのトレード手法を学び実践しましょう。

現状でギャンブルまがいのトレードをしているのなら一刻も早く止めにしましょう。

ギャンブルトレードを続けても待っているのは破滅する未来だけです。

そしてレバレッジを利かせれば利かせる程破滅する未来が早くなるだけです。

参考までに私がyoutube上で見つけたギャンブルトレードを行った末路と思えるものを紹介しておきます。
トレードルール(撤退ライン)を決めなかった事が原因の破滅の例です。

急がば回れということわざもありますように継続的に相場から利益を得るためには地道な努力の積み重ねが下地となっていますので当たり前の事を当たり前に出来るようになりましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA